大國魂神社

〜武蔵国の守り神〜 御鎮座壱千九百年

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獅子

宝物殿

加志和利卵香合

22. 加志和利卵香合

加志和利卵香合

卵殻を半分に切り、中は黒塗りの上に蒔絵を施したものである。外側は卵の表面をそのまま残してあるが、切り口には銀縁が付いていて、七宝軽繁模様を蒔絵で飾ってある。カシワ鳥の卵であり、この鳥はcasuariusと呼ばれ、駝鳥にに近い鳥類である。内面蒔絵の模様は色々な貝尽くしと藻を組み合わせたものである。ニューギニアとクイーンズランド等の森に生息、体長約1.5メートル(但し飛行能力はない)

この鳥は胃が非常に丈夫であり、石をはじめ様々な物を食べる事から「火喰鳥」とも呼ばれた。

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