お祭り・行事
大國魂神社の境内末社である東照宮の例祭。家康公は大國魂神社の西、今の府中本町駅付近に御殿を建て鷹狩りを行っていたなど神社と縁が深く、久能山から日光に亡骸を遷す際、府中御殿に寄り当社の宮司が祭祀を務めた。
一年で最も日の長い夏至の日に災いがないよう祈る
夏越しの祓いともいう。半年の間、身に触れた罪穢(ツミケガレ)を禊ぎにより祓い清め、残りの半年を恙なく過ごすために物忌むための祭。「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」と平安時代の和歌にも詠われ、古くから行われてきた儀式。午後五時より行われる。
※参列希望の方は二十分前までに切麻をお求めになり、拝殿前にご参集ください。
大國魂神社では多くのお祭りが行われています。「くらやみ祭」の様に大きなお祭りから、毎日行われている「御日供祭(神様に食事を差し上げる祭)」を含めると年間400近い「お祭り」が行われています。このページで取り上げている祭りはほんの一部です。
大國魂神社のお祭りの特徴は長く続けられていることです。古くは千年以上続くものから、少なくとも数百年続くお祭りが殆どであることです。特にくらやみ祭、青袖・杉舞祭は大國魂神社が鎮座する府中市に国府が置かれていた頃より伝わる、「武蔵国」のお祭りです。くらやみ祭は千数百年、青袖・杉舞祭は源頼朝の命により始められたと伝わっていますので千年近くの歴史があります。一社の祭はもちろん「国」のお祭りを皆様も是非ご覧下さい。