大國魂神社

〜武蔵国の守り神〜 御鎮座壱千九百年

文字サイズ変更:

随神門

神社の豆知識

神社の豆知識

5. 六曜の吉凶について

六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)

中国においては、時刻の吉凶占いに用いられていましたが、日本に伝来してからは、日の吉凶を判断する方法として用いられるようになりました。しかし、これはいわば俗信ですので、実際の吉凶とはあまり関係がありません。次に六曜の読み方とその吉凶について記しますが、六曜の読み方については、昔から暦師によってまちまちで、どの読み方が正しいとはいえないようです。

先勝(せんしょう、せんかち、さきがち)

「急がば勝ち」と、何事も積極的に行動することが吉。時間的には午前中は吉で午後は凶。

先負(せんぷ、せんぶ、せんまけ、さきまけ)

先だって行動することが凶。何事も控え目にする日、急用や公事を避ける日とされ、時間的には、午前中が凶で午後は吉。

仏滅(ぶつめつ)

物滅の音が転じて仏滅になったとされ、したがって仏さまの命日とは関係はない。万事に凶とされ、特に結婚や開店など、新しくことをはじめることに不吉として避ける人が多い。

大安(たいあん、だいあん)

万事に大吉である。

赤口(しゃっく、じゃっく、しゃっこう、じゃっこう、せきぐち)

祝い事には大凶とされ、また「赤」が火や血を連想させることから、火の元や刃物によるケガに気をつける日とされている。時間的には、午の刻(昼、午前11時頃から午後1時頃まで)だけが吉で、朝夕は凶。