大國魂神社

〜武蔵国の守り神〜 御鎮座壱千九百年

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欅

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馬場大門欅並木

馬場大門欅並木(ばばだいもんけやきなみき)

馬場大門欅並木
欅

大正13年12月 国名勝天然記念物指定

頼義・義家の父子が奥州征伐(前9年の役1051~62)の途中当社に戦勝を祈願し、凱旋時に欅の苗木1000本を奉樹したのが府中の欅並木の発端である。並木の欅で当時の欅は全く残っていない。現在源義家の銅像が建っている処に古木が有ったが 殆ど枯れていたために、昭和56年(1981)12月4日伐採した。伐採立会人は東京農工大学の中村克哉教授・文化財専門委員・府中市教育委員会社会教育課等十数名。尚、欅は 地上30cmの根元から切りとり輪切り標本として府中市の郷土森博物館に保存されている。

現在、欅並木最古の欅は樹齢約600年(拝殿より欅並木に向かい旧甲州街道手前右側)徳川家康が江戸入城(天正18年1590)した後江戸の開幕を行ったが、それを祝して慶長年間(1596~1614)に欅並木に補植し、また関ヶ原・大阪両陣の奉賽のため両側に馬場を寄進した。

欅:境内175本 並木72本 樫境内50本 榎木:境内25本 そろの木:並木60本 幹周:全て1m以上 並木の長さ:約700m(隨神門より北へ向かっての長さ)

■源義家公銅像(八幡太郎義家)高さ2.2m。23歳の青年武将が前9年の役での戦勝の喜びに溢れ神恩に報賽の為参道を歩く凛々しい姿が彫まれている。作者は富山県高岡市の勅許御鋳物師藤原朝臣喜多30代当主の三男喜多敏勝氏。東大寺膚舎那物の伝統を受け継ぐ高岡鋳物の鋳像である。 東京府中ロータリークラブ設立30周年記念事業として、平成4年3月19日欅並木旧青木屋本店前大欅株跡に建立奉納される。

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