大國魂神社

〜武蔵国の守り神〜 御鎮座壱千九百年

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紙垂

境内のご案内

天神社

天神社(てんじんじゃ)

天神社

祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)
例祭:2月25日

大國魂神社東方約500m、宮町3丁目京所の東端、競馬場に面して小高い所にあり、そこを天神山といい欅の巨木数本がある。また別名丸山ともいい、その西北隅、日吉神社の北側に鎮座し、一間半四方の覆屋をもつ小社が北面する。北面の末社としては本社と共に数少ない社である。天神山は競馬場が移転する以前、もっと東方に延び、現在の倍以上の岡であった。一説に国造の墳墓跡ともいわれている。新編武蔵風土記稿に「除地二段、小社、祭神少彦名命」とある。この神は大國主命と義兄弟となって国土経営に当たった神として、国府に多く祀られている。天神山の東方から南方にかけて天地(天神の転訛)または天神下などという広い範囲に亙る地名があり、もとは相当の信仰があった。ここで近藤勇の天然理心流4代目襲名の野試合が行われた。
(嘉慶二年の私案抄文中に「総社の摂社と並べ載たる中に天神の宮とある是れなり」と記されている。)府中市宮町3-21-1

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